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■羽毛について

羽毛とは、水鳥のはねの総称をいいます。羽毛の形状の違いによって、ダウン(羽軸・硬い軸状のものがなく、タンポポのわた毛のようなもの)とフェザー(軸を持った羽根)に分けられます。
羽毛は従来から、その優れた保温性と言う特性を生かして、掛布団に使用されています。羽毛ふとんの中綿にはグースとダック、2種類の水鳥の羽毛が使われています。種類により、白っぽい羽毛(ホワイト)で覆われた水鳥と、灰色っぽい羽毛(シルバー)の水鳥がいます。
ダウン、羽毛
ダウン

一般的には暖かい地域よりは寒い地域の水鳥、ダックよりグース、シルバーよりホワイトが品質的に良いといわれています。
業界では1枚のお布団の中に、ダウン(羽毛)が50%以上含まれているものを羽毛布団と表現し、ダウン(羽毛)が50%以下すなわち、スモールフェザー・フェザーが50%以上含まれている布団を、羽根布団と呼ぶようになっています。
グースは野生のガンを家禽に、ダックは野生のカモを家禽に、それぞれ改良したものです。同じ条件で飼育された場合を比較すると、グースの方がダックよりも体型が大きいという理由で優れています。

そのため、ダウンボール(タンポポの綿毛のような球状のダウン)が大きく、空気をたくさん含み、カサ高性に優れています。 グースの方がダウンの羽枝、 掛ふとんに使用した場合に、肌添いが良くフイット感があります。
フェザー、羽根
フェザー

水鳥の羽毛布団に使用されている、中身に関しては、羽毛・原羽毛・精製羽毛・水鳥羽毛・ダウン・未熟ダウン・フェザー・水鳥フェザー・陸鳥フェザー・スモールフェザー・ラージフェザー・未熟フェザー・損傷フェザー・ファイバー・きょう雑物・部分的には、羽軸・幹羽軸・元羽軸・羽枝、等々多岐にわたります。

グースダウンにもダックダウンにも、ホワイトとグレーがあります。側地から色が透けず、清潔そうに見えることから、一般にホワイトの方が人気があり、価格が高いのですが、品質面ではほとんど差がないとご理解下さい。

やっぱり「グレーや茶色っぽいより、純白…というのはイメージが良いのは事実ですが…」 むしろ、グレーのグース等のほうが、野生種に近く、ダウンにパワーが あると説明をするメーカーもございます。

■嵩高・かさだか性

羽毛かさ高羽毛の品質それはフィリングパワーで決まります。
フィリングパワーとは羽毛が備えているかさ高性能で羽毛ふとんを選ぶときの大きなチェックポイントになります。
★当店の羽毛布団は厳選された大きなダウンボールとやわらかなスモールフェザーで、ボリューム感たっぷりのかさ高!

ダックの羽毛はダウンボールの大きいものを選んで使用。
ぽかぽか空気が全身をあったかく包み込みます。
そして、カラダにまとわりつくドレープ性に優れたやわらかいスモールフェザーを使用。
布団とカラダにすき間を作りません!

■羽毛布団の優れた5つのポイント

●軽くて暖か!
ダウンボール同士が固まることもなく、いつまでもフンワリ軽やか。空気をいっぱい含んでいるので保温性に優れ、とても暖かです。

●さわやかで快適!
羽毛は吸湿・発散性に富んでいますので、ムレ感もなくサラッとさわやかです。

●ソフトにフィット!
繊維を積層した中わたと異なり、羽毛は1個1個独立しているので、フィット性に優れています。
暖まった空気を逃がさず、外の空気の侵入をも防ぐので、快い寝心地です。

●とても経済的!
羽毛ふとんは大変耐久性に優れ、丁寧に使用すれば長期間使用できます。
つまり、長い目で見ればとても経済的なのです。また、側地の交換などのリフォームや、羽毛のまる洗い(リフレッシュ)なども可能です。

●お手入れ簡単!
羽毛は圧縮回復性がよく、放湿性にも優れているので、頻繁に日に干す必要もありません。
軽くて日々の取り扱いも楽なので、特にご年配の方や妊娠されている方、共働きの方などに喜ばれています。

■いい羽毛布団を選ぶ、6つのポイント!

ラ羽毛布団の品質は「羽毛」だけではなく、「側地」と「キルティング」も重要な要素です。羽毛の特性(風合いと保温性など) を最大限に生かすため、側生地の選択からキルティング・縫製に至るまで、常に品質の向上に努めています。これらの特徴を把握して確かな羽毛布団を選びましょう。

1 ダウンとスモールフェザーの混率

ダウンの混率が高ければ高いほど空気を多く含み、保温性やかさ高もよいふとんになります。しかし、ダウン率表示の高いものが必ずしもよいとは限りません。一概に羽毛(ダウン)といってもダウンボールの大きさに違いがあり、また未熟なダウンや類似ダウン・ファイバーもダウンとしてカウントし ているものもあります。
このようなあまり品質の良くないダウンが90%入っている羽毛ふとんより、良質なダウンの多い80%の羽毛ふとんの方が、ふんわりと暖かく快適 なこともありえるのです。 また、重量が多いものが良いものとも限りません。
同じかさ高であっても充填量が1.3kgと1.5kgと異なる2つの羽毛ふとんの場合は、1.5kgの方がダウンが小さいと言えます。
ダウンの混率表示はひとつの目安になりますが、それだけで羽毛布団の良さは計れません。

2 羽毛の採れた国や地方

暖かい地方に生息する水鳥と寒い地方の水鳥の羽毛とでは、その品質に違いがあります。ポーランドやハンガリー、中国北部などの寒い地域で育った水鳥ほど、良質の原毛を産出します。
また、この羽毛は食用に飼育されたものの副産物です。ヨーロッパのフォアグラを目的として十分に生育させた鳥と、中国のように食肉の採取を目的とした若鳥とでは、鳥の成長期間とともにダウン の成熟度にも違いが生じます。東欧の羽毛に人気があるのはこのためです。

3 採取方法

食肉用のダックやグースから、機械で採取する「マシーンピック」が一般的です。ダウンボールをこわさないように、人の手によって採取する「ハンドピック」は、羽毛の品質が安定しています。一定期間以上飼育された水鳥から、生きたまま手で採取する「ライフハンドピック」ですと、羽毛の品質も価格も最高級になります。

4 精製工程

採取されたばかりの羽毛には、ゴミや汚れ、動物特有の臭いがあります。これらを取り除く精製工程は、生産工程でも大切なところ。西川産業では最終工程で羽毛に抗菌加工などを施し、カビや悪臭の発生を防止したり、ダニが寄り付かない工夫をしています。

5 キルティング

使っているうちに中の羽毛がかたよってしまっては、せっかくの羽毛がもっている保温性が発揮できません。現在ではほとんどの羽毛ふとんが「立体キルト」で、均一した保温性が得られるボックス型の構造になっています。
しかし、「完全密閉型」でない低価格な羽毛ふとんの場合、2〜3年経過すると中の羽毛がかたよることがあります。 一般的に「キルティング」とは、模様を浮き出させる手芸の技法のことですが、羽毛ふとんのキルティング(またはキルト)は羽毛のかたよりを防ぎ、かさ高を保つために側生地に施す加工のことをいいます。現在では「立体キルト」が主流ですが、このキルティングの種類によって羽毛ふとんの風合いや保温性が大きく左右されますので、羽毛ふとん選びの大きなポイントのひとつになります。
「立体キルト」の構造は、ひとつひとつがボックス状に密閉されているのが理想的。羽毛がゆったりと入っており、となりのボックスへ羽毛が移動しないことです。
しかし、単に「立体キルト」と表示されていても、完全密閉されたものとそうでないものがあります。低価格の羽毛ふとんの中には、羽毛を簡単に吹き入れるための穴や切れ目があいており、そこから羽毛が移ってかたよってしまうものもあります。2〜3年は問題なくても、徐々に襟元の羽毛が減ってきたりします。

6 側地の素材

羽毛は針の先ほどの小さな穴からも吹き出してしまいます。したがって羽毛ふとんの側地には、高密度に織られた生地にダウンプルーフ(羽毛の吹き出し防止)加工を施したものが用いられます。素材は通気性の良い綿100%が主流ですが、高品質の超長綿やシルクにダウンプルーフ加工を施す技術も確立し、しなやかな風合いが楽しめるようになっています。

側地
羽毛ふとんはその生地にも相応の品質が求められます。羽毛ふとんの生地には、一般的には綿糸によるサテン織やツイル織、平織などが用いられます 羽毛は針穴のような小さい穴からでも飛び出しますから、生地は高密度に織り、そのうえ羽毛吹き出し防止加工(ダウンプルーフ加工)を施します。 ダウンプルーフ加工は、織りあがった生地を高温スチームでプレスして、織り目をつぶす加工です。 極細の超長繊維綿を使用した生地は、ドレープ(フィット)性に優れ、最高の使用感が得られます。側地のドレープが良くないと襟元にスキマができ、暖まった空気が逃げてしまい、羽毛がもっている保温性が台無しになってしまいます。羽毛ふとんは中をあけて見ることができませんし、見た目では分かりにくいので、お求めの際は信用のおけるお店で話を聞いたり、直接横になって試されるとよいでしょう。先ほどのポイントをチェックされることをおすすめします。
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